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2021.06.22
COLUMN
ベトナム進出のメリット・デメリットとは?問題点やビジネスメリットを詳しく紹介
ベトナム進出のメリット・デメリットを解説
日本企業にとってベトナムは海外進出をしやすい国のひとつです。
本記事では、海外での事業展開においてベトナムが選択されるわけ、事業展開におけるメリットとデメリットなどについて説明しています。
ベトナムの地域性と国民性を把握し、リスク管理をしたうえで海外進出に臨みましょう。
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日系企業が事業の展開先にベトナムを選ぶ理由
日系企業が事業の展開先にベトナムを選ぶ理由
ベトナムという国は、日本企業が海外の事業拠点とするケースが多いです。
ベトナムは安定的な経済成長を続けており、今後も大きな成長が期待されています。
政治的な影響を受けにくいのもベトナムが選ばれる理由で、これは外資系の企業に対して歓迎する政策・国民性が関係しています。
また、ベトナム人は日本人と似た性質を持っており、細かい作業を得意とする点も無視できません。
考え方や価値観においても日本人との共通点が多く、給与・福利厚生が充実している職場には長く留まる傾向があります。
欧米諸国に事業展開をする場合は、国民性や文化の違いに戸惑う日本企業が少なくありません。
地価が高額で不動産を取得するのが容易ではないことも、海外進出を妨げる要因です。
一方、ベトナムは地価がリーズナブルで、事業規模を拡大しやすいのが強みです。
ローコストで海外進出ができる魅力は大きく、金融機関からの借入れを抑えることにつながります。
もし十分な借入れができなくても、自己資金で大部分をまかなえるケースが多いなど、初期費用を抑えて海外進出することが可能です。
ベトナムは日本と同様に単一民族で構成されているので、文化になじむのは比較的容易でしょう。
急激な景気情勢の悪化、テロなどの発生リスクは低いです。
日系企業の多くは海外進出において、安全性を重視しています。
安全にローコストでビジネスを展開したい日本企業にとって、ベトナムは理想的な国のひとつです。
ベトナムでビジネスを実施するメリット
ベトナムでビジネスを実施するメリット
日本人がベトナムでビジネスを行うメリットはとても多いです。
ベトナム人は高い意識を有した人材が多いのが特徴です。
しかも、平均年齢は28歳と非常に若く発展性のある国でもあります。
日本は少子高齢化が問題になっていますが、ベトナムは経済を支える多くが若者です。
さらに、勤勉な性格の持ち主が多く、この点は日本人とよく似ています。
特に指先を使った作業が得意なので、職人に向いているのが特徴です。
近年のベトナムはITを積極的に導入する企業が増えてきており、IT技術の導入により業務の効率化を実現しやすい強みもあります。
日本企業がベトナムをビジネスの地に選ぶ理由では、物価の安さも無視できません。
近年はアジア全体の物価が上昇してきていますが、まだまだ日本の物価は高いです。
ビジネスにおいて必須となるモノを安く購入できるのは大きなメリットです。
さらに、ベトナムに海外進出することで人件費を大幅に抑えられるので、ローコストでの事業運営が可能になります。
人件費を抑えて内部留保を増やせば、万が一のときも金融機関からの借入れに頼らずに乗り切れるわけです。
ベトナムは海外進出をする企業を歓迎する風潮があり、それを考慮した政策が打ち出されています。
自由度の高い貿易が実現し、さらに融資商品の低金利化など、企業にとって嬉しい材料が豊富です。
政府系の事業を除けば、完全なる外資での事業展開が可能であるなど、海外進出におけるさまざま問題を解消してくれます。
さらに、ベトナムは東南アジアの真ん中に位置しており、周辺国へアクセスするうえでも好都合です。
ベトナムへの進出で起こりうるデメリット
日本企業がベトナムに進出するメリットは大きいですが、デメリットがないわけではありません。
例えば、インフラに関しては日本ほどは整備されていません。
農業国家という側面があるので、都市国家と比較して整備が遅れてしまったのです。
日本では舗装された道路が当たり前ですが、ベトナムでは未舗装の道路が数多く残っています。
それゆえ、日本の便利な生活に慣れ切ってしまった人だと、現地生活では不便を強いられるかもしれません。
ベトナムは離職率の高い国でもあり、その割合は年に2割にもなります。
さまざまな仕事を経験したいという理由で、頻繁に転職する傾向があります。
日本と違ってひとつの職場に長く留まるという考えはあまりないので、人材を長期的に確保するには工夫が必要です。
また、中間管理職の人材を確保するのが難しく、これは管理職経験のある人材が少ないことが要因のひとつです。
全体的に労働者の年齢層が低く、マネジメント能力が十分に育っていない点も無視できません。
一方で中間管理職に就く人材は、長期勤続をする傾向があります。
商圏が分散しているのもデメリットで、多くの都市に人口が分散しています。
東京や大阪などで事業展開をしていた企業からすれば、戸惑いを感じるかもしれません。
インフラの整備が追い付いていない現状では、必然的に商品の輸送コストなどが上昇してしまう可能性があります。
商圏が広がれば移動・輸送コストが増すので、そうしたコストを考慮したうえでベトナム進出をするべきか考える必要があるでしょう。
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まとめ
ベトナムは物価・人件費が安いため、多くの日本企業がベトナム進出に積極的です。
労働者の年齢が若く、勤勉な国民性は日本企業にとって大きな魅力です。
一方でインフラが十分に整備されていない、離職率が高いなどの問題点もあります。
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